幼稚園だより
モンテッソーリだより ~ 感じながら学ぶ ~ 2024. 9.30
3~6才は 「見る・聴く・触る・嗅ぐ・味わう」 などの感覚が、最も発達する大切な時期です。【感覚の敏感期】
感覚の発達は、脳の発達を促し知的活動の基礎となります。 幼児期に、五感をフルに使って体験することで、思考力・想像力がつき、目で見なくても頭の中でいろいろなことをイメージできるようになります。
水や土、草木、生き物など本物に触れて、感性の豊かな人に成長してほしいですね♪子どもが何かを発見した時、大人も一緒に喜んであげると、自己肯定感を高め自信を持って自分らしく生きていく力をつけていくでしょう。
——–モンテッソーリの感覚教育—————-
子どもは五感(視覚・聴覚・触覚・嗅覚・味覚)を使って、まわりの世界を吸収していきます。
・感覚教具は、子どもが今まで経験してきたことを秩序づけ、大きい・小さい、高い・低い、長い・短い、重い・軽い、などの抽象概念を作りあげます。
・教具を何度もくり返すことで、深く集中し、体と心のコントロールを身につけます。
・言語・算数教育の基礎 ・ 論理的な思考力を養います【知的活動の土台】
教具~ピンクタワー(大きさ)・茶色の階段(太さ)・赤い棒(長さ)・はめこみ円柱(大小・高低・太細)・重量板(重さ)・色板Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ(色彩感覚)・二項式・三項式の箱(立方体の構成)etc.
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『敏感期(びんかんき)』ってなあに?
乳幼児期には、特定のものごとに強く興味をもち、同じことを集中してくり返す時期があります。モンテッソーリはこれを『敏感期』とよび、成長と共にさまざまな敏感期(言語・秩序・運動・数etc.)が次々に現れることを発見しました。 やりたいことを楽しみながら学べる時期なので、子どもが今、何に興味があるのかをよく観察して、十分にさせてあげましょう。 敏感期を上手に利用して、「できた!」の体験を重ねられるといいですね♪