幼稚園だより
モンテッソーリだより ~ 数(かず)っておもしろい!~ 2025.11.28
自分の年齢が数えられるようになった頃から興味をもつ「数」の世界。「数」は子ども達の日常生活に密着しています。 例えば、出席シールをきれいにはる・服をたたむ・使ったものを元に戻す・紙をぬう・編むなど、一つひとつを正確にやってみようとする心(秩序感)が数の土台をつくります。また、感覚教具(ピンクタワーや赤い棒など)を十分に使い、感覚の違いがよくわかるようになることが大切です。【感覚の敏感期】
数教育は、五感を使って具体物を数えたり分けたりすることから始め、徐々に数字に置きかえていきます。
- ぬいさし「ひとりでできるよ♪」
- のりで貼る「ピッタリはれたよ♪」
- ピンクタワー「これは大きいかな?小さいかな?」 (目を閉じて手渡された立方体をよく触る→並べる)
- ピンクタワ-「ダイヤモンドみたいに♪」
- 3本あみ「クリスマスみたい♪」
★ご家庭でできること ~ 遊びやお手伝いを通して★
「どんぐりを数えてみよう」「コップを5こ並べて」「クッキーを3こずつ分けて」など、具体物を使って、「数」に親しむチャンスがあるといいですね♡ また、折り紙は集中力や想像力、数学的思考力が身につきます。
- 数遊び(0~9)数を記憶し物を使って正確に把握する
- 鉄製はめこみ(連続模様)「きれいに♪」
- 連続数字「面白くなってきた」
- はたおり「いろんな色を使ってみる♪」
- はたおり「次はどの色にしようかな♪」
————-モンテッソーリ教育の数教具———————–
・教具を手でさわり、数え、確かめることによって、理解を深めるように工夫されています
⇒数量(具体物)・数詞(数えること)・数字の3つが一致した時、その数を理解したといえます
・感覚教具で行った活動(同じものを探すこと・順序づけ・分類)が数教育のベースになります
・数の土台は生活の中にあります → 秩序のあるものは、すべて数につながっています
教具 — 砂数字板、赤と青の数棒(1~10)、つむ棒箱(0~9)、数あそび、セガン板Ⅰ・Ⅱ(数の構成)、
数字うつし書き、10進法(1,10,100,1000)、100並べ(1~100)、連続数字(順番に数を書く)など
- 赤と青の数棒(1~10)
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★年長さんには、重さが実感できる数のビーズを使って、1から1000の数を紹介します 【10進法】
先入観をもつ前に、数に出会った子どもは、大きい数への恐れをもちません。
「1のビーズはとても小さい」 → 10 → 100 →「1000は大きくて重い」・・・手に持つことによって数の違いを体感できます。どの位も10個集まると次の位の1個と同じになります。
どんな時も、『感じる』こと(感覚)が大切です♪












