幼稚園

モンテッソーリだより~ おてつだい したいな♪ ~ 2022. 7.19

子ども達は、たくさんの「できた!」の喜びをつみ重ね、自信がつき、ぐんぐん成長しています。

ゆりの部屋では、教具だけでなく、のり・はさみ・折り紙からごみ箱にいたるまで、いつも同じ場所に置いてあり、自由に使えます。 でも、モンテッソーリ教育は、ただ自由に好きなことをする教育ではありません

使ったものを元に戻す」(次の人のために)、順番を待つ」(教具は1つずつしかありません)、「他の人のじゃまをしない」など、社会のルールが身につくように伝えています。 子ども達は、ルールを守ってがんばっています♡

夏休みは、手を使うことが大好きな子ども達が、お手伝いをする絶好のチャンスです!

お手伝いは家族の一員だと認めてもらえるうれしい機会。 子どもの興味・能力に合ったことを見つけて「手伝ってくれる?」と誘ってみましょう♪  でも、「結果」より「プロセス」を大切に・・・楽しめるといいですね♡

 

—————-おてつだい ~教え方のコツは?~————————–

  • やり方をゆっくり見せる。なるべく言葉は少なく。(百聞は一見にしかず!) 「見ててね」
  • お手伝いができたら、笑顔で「ありがとう」、失敗しても「大丈夫!」と解決法を教えてあげましょう。          失敗を恐れず、何ごとにもチャレンジできるように♡ 「こぼしたら、ふけばいいんだよ」
  • 子どもサイズのものを用意してあげましょう。(ぞうきん、スポンジ、ほうき、包丁、エプロン、踏み台など)

★家でできる子どものお仕事★

洗濯・洗濯物たたみ・机をふく・ほうきではく・花の水やり・くつを洗う・食器を洗う・食器ふき(タオルの中心に食器を置き包んでふく)

お料理野菜切り(スティック状,転がらないように)・野菜洗い・ホットケーキをまぜる・ラップでおにぎり作り・レタスをちぎるetc.】

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★夏休みは、水や砂、土、虫などに触れ、夢中になれるような機会がたくさんあるといいですね。自然の中では好奇心・集中力がアップします!でも無理をせず、お家の中でも大丈夫👌楽しいことをいっぱい見つけましょう♪

2学期、いろいろな経験を通して成長した子ども達に会えるのを楽しみにしています♡

 

モンテッソーリだより~ 手を使うの大好き♪ ~ 2022. 6.30

子ども達は絶えず動きながら成長しています。 切る・折る・貼る・縫うなど、「やりたいこと」を自分で選びくり返し手を動かして学んでいます。 例えば、『うで時計』作りは(写真)・・・①色・形を選ぶ②用具を机に運ぶ③はさみで切る④時計の針をかく⑤両端を折って、わゴムをかける⑥ホチキスでとめる⑦片づける。  1つのものを完成させるためには、たくさんのプロセスがあり、自分で考えて手を使うことが必要です。初めのうちは「切る」だけで十分です!

子どもをよく観察して、できない部分だけを手伝います。 くり返す度に自分でできる部分が増えていきます。

そして「できた!」「みて!」「もう1回!」…という声と笑顔があふれます♪

自分で考えて行動するチャンスはとても貴重です。日々の小さな積み重ねが、子どもの未来をつくっていくのです♡

 

——-モンテッソーリの生活教育—————————————

生活教育はすべての教育の土台で、日常生活に必要なことを自分の力ですることです

『依存』から『自立』へと成長させ、さらには精神的にも自立する心を育てます

「手は人間に与えられた宝」 とモンテッソーリは言っています。指先を使うほど、様々な部分がフルに働き、発達することが、現代の脳科学により証明されています。

例えば、服を着る脱ぐ、いすを運ぶ、紙を切る、野菜を切る、折り紙など・・・子どもは手を使って自分でできることが増えてくると、大きな自信と満足感を得て、落ちついていきます

子ども達が興味あるものを見つけられるように、環境を整えています(子どもサイズの魅力的な教具教材

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子どもが作った作品を、大切にしていますか

ぬいさし、紙切り、うで時計、折り紙、2本あみ👻、3本あみ・・・何度も何度も同じものに挑戦する子ども達。

くり返すたびに、より集中し、よく考えて、自分の力で作れるようになります。 そして、自信をつけていきます。

同じに見えても、同じではないのです。 世界で一つしかない作品を、どうぞ飾ってあげてください自分が大切にされていると感じ、自己肯定感が高まります。 がんばったと感じるところをほめてあげてくださいね♡

 

モンテッソーリだより ~「これ やってみようかな?」~  2022.5.31

子どもはみんな、すばらしい可能性をもって生まれてきます ・・・その可能性は、適切な時期に、適切な環境を与えてあげることによって、すばらしい発達をみせてくれます。

5月から年少さんも、<ゆりの部屋>でのモンテッソーリ活動が始まりました♪新入園の子ども達には、まずお約束を伝えます〔室内は歩く・使った物は元に戻す・鈴がなったら止まって話を聞く〕。それから、自分でやりたいことを選びます。みんな、とっても楽しそうです♪ 年中・年長さんは、はじめにモンテッソーリ教具をみんなでやってみます。その後、それぞれ自分で選び、活動します。よく集中している姿に成長を感じます(^^♪

 

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モンテッソーリ教育って?

今から約100年前、イタリアで女性として初めて医師になったマリア・モンテッソーリは「子どもは自分で伸びていく力をもっている」ことを発見し、それを援助する教育法を確立しました。

自分でやりたいことを選ぶ 集中してくり返す 満足感→ 自信がつく ・・・ この学びのサイクルが子どもの心を育てます♪   自分で選ぶことをくり返すうちに、脳の思考回路が育っていくのです。

「自分でできた!」 という満足感や自信を得て、考える力・やりとげる力がつきます

モンテッソーリ教育では、子どもの発達を助けるために 『教具』と呼ばれる教材を使います。

また子どもが「やりたい」と思う活動のことを『お仕事(しごと)』と呼びます。     

①日常生活 ②感覚 ③言語 ④数 ⑤文化 の5つの分野があります(次号より順番に紹介します)

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子どもは一人ひとり違います

ゆりの部屋では「やってみたい!」という気持ち(自主性)を大切にしています。子ども達が自分で選んだ活動を自分のペースでやりとげられるように見守っています。 子どもが自分で考えて、自分らしく行動するためには『急がないこと』『くり返すこと』がポイントです。 これからも、「ひとりでできた!」という喜びをたくさん経験して、もっともっと笑顔になってほしいと思います。 そして、親子いっしょに成長を喜び合えますように ♡

モンテッソーリだより ~ 子ども達にたくさんのチャンスを!~ 2022. 2.28

「はじめてひとりでできた!」「これめっちゃおもしろい!」「もう1回やってみる!」みんな生き生きと、心を動かして、手を動かしています。子ども達は、やりたいことを自分で選び、手を使って、集中してとりくみ、自信をつけてきました。すばらしいですね♡ この『学びのサイクル』は、幼児期にとどまらず、大人になっても活きるものです

だからこそ、小さな頃から『自分の意志で選び決断すること』が大切なのです。

どんな状況であっても、周りを見て、自分の頭で考え、自信を持って行動できる人に成長することを願っています。子ども達が、自分で考えて決めるチャンスがたくさんありますように♡

 

子どもは失敗から多くのことを学びます

うまくいかないことや失敗は、大切な経験です。「もう1回やり直そう」 「また次がんばろう」と思えるような人      に育ってほしいですね。 間違えたって大丈夫! 『失敗は成功のもと』だから♪♪

人生の困難に出会った時に、失敗を怖がらず自分でのりこえる力・・・『生きる力』をつけてほしいと願います。

先回りせず見守り、もし心が折れそうな時は、「つらかったね」「いつでも味方だよ」 と寄り添い伝えてください。

 

★今年度も、笑顔でゆりのへやに来てくれた子ども達、そして出会いを与えてくださった保護者の皆さまに

心から感謝いたします。 子育てを通じて、子どもも大人も自分らしさを大切にされますように

モンテッソーリだより ~平和をつくるための教育~ 2022.1.31

 

先日の…親子で楽しめましたか? 自然の中には、脳を刺激する『学び』がいっぱい

『感じる』チャンスです!  「わー冷たい!」「まっ白!」「キラキラ!」「とけた~!」雪だるま作りや雪合戦・・・本物には、色・重さ・温度・手ざわり・力の加減で形が変わる、といった感覚がいっぱい詰まっています

そういう体験の積み重ねによって、が育まれていくのです。 子どもが何かを「もっと知りたい」と思うためには、まず「おもしろい」「楽しい」「不思議」などの感情を呼び起こすことが必要です

何に興味や関心を持つか、一人ひとり違いますが、大人も一緒に考え、世界を広げていけるといいですね♪

————モンテッソーリの文化教育(コスミック教育)———————–

◆モンテッソーリは 『世界には平和をつくるための教育が必要』とし、コスミック教育を確立しました。 宇宙に存在する様々なこと(生物・歴史・地理・宗教・音楽など)を伝えていこうとする壮大なスケールの領域です。年長児向(6才から文化の敏感期)

地球のすべてのものはつながっていて無駄なものはない一人ひとりが大切

知識を与えることが目的ではなく、「どうして?」という気持ちを大切に、観察したり、手でさわるなどの体験を通して、自分でその先を考えていきます

全体から部分へ進めていきます。(宇宙からスタートします→地球→陸→国…)

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待つ」

子どもは自分がやりたいこと・選んだことを尊重され、「できた!」の体験を積み重ねるほど自信がつき、「大切にされている」という自己肯定感を育みます。なるべく指示せずに、子どもが自分で考えて行動できるチャンスをたくさんつくってあげましょう。 あせらせず、子どもの力を信じて 「待つ」ことが大切です

でも時には、「次は何をしたらいいかな?」と声をかけて、サポートしてあげるといいですね。

交通案内・お問い合わせ

TEL 046-274-9222