幼稚園だより
モンテッソーリだより ~「これ やってみようかな?」~ 2022.5.31
子どもはみんな、すばらしい可能性をもって生まれてきます ・・・その可能性は、適切な時期に、適切な環境を与えてあげることによって、すばらしい発達をみせてくれます。
5月から年少さんも、<ゆりの部屋>でのモンテッソーリ活動が始まりました♪新入園の子ども達には、まず『お約束』を伝えます〔室内は歩く・使った物は元に戻す・鈴がなったら止まって話を聞く〕。それから、自分でやりたいことを選びます。みんな、とっても楽しそうです♪ 年中・年長さんは、はじめにモンテッソーリ教具をみんなでやってみます。その後、それぞれ自分で選び、活動します。よく集中している姿に成長を感じます(^^♪
- 野菜切り(ねこの手で)
- ピンクタワー(大きさ)
- 色水実験「色が変わった!
- ピンクタワーと茶色の階段
- みんなで 赤い棒(長さ) 【年中】
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モンテッソーリ教育って?
今から約100年前、イタリアで女性として初めて医師になったマリア・モンテッソーリは「子どもは自分で伸びていく力をもっている」ことを発見し、それを援助する教育法を確立しました。
自分でやりたいことを選ぶ→ 集中してくり返す→ 満足感→ 自信がつく ・・・ この学びのサイクルが子どもの心を育てます♪ 自分で選ぶことをくり返すうちに、脳の思考回路が育っていくのです。
「自分でできた!」 という満足感や自信を得て、考える力・やりとげる力がつきます。
モンテッソーリ教育では、子どもの発達を助けるために 『教具』と呼ばれる教材を使います。
また子どもが「やりたい」と思う活動のことを『お仕事(しごと)』と呼びます。
①日常生活 ②感覚 ③言語 ④数 ⑤文化 の5つの分野があります(次号より順番に紹介します)
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- 幾何立体「ピッタリのったよ
- 折り紙(よく見て考えて)
- 二項式の箱 (a+b)³
- つむ棒箱(0~9)ゴムで束ねる
- みんなで数のビーズ(1,10,100,1000)【年長】
★子どもは一人ひとり違います
ゆりの部屋では「やってみたい!」という気持ち(自主性)を大切にしています。子ども達が自分で選んだ活動を自分のペースでやりとげられるように見守っています。 子どもが自分で考えて、自分らしく行動するためには『急がないこと』と『くり返すこと』がポイントです。 これからも、「ひとりでできた!」という喜びをたくさん経験して、もっともっと笑顔になってほしいと思います。 そして、親子いっしょに成長を喜び合えますように ♡
モンテッソーリだより ~ 子ども達にたくさんのチャンスを!~ 2022. 2.28
「はじめてひとりでできた!」「これめっちゃおもしろい!」「もう1回やってみる!」みんな生き生きと、心を動かして、手を動かしています。子ども達は、やりたいことを自分で選び、手を使って、集中してとりくみ、自信をつけてきました。すばらしいですね♡ この『学びのサイクル』は、幼児期にとどまらず、大人になっても活きるものです。
だからこそ、小さな頃から『自分の意志で選び決断すること』が大切なのです。
どんな状況であっても、周りを見て、自分の頭で考え、自信を持って行動できる人に成長することを願っています。子ども達が、自分で考えて決めるチャンスがたくさんありますように♡
- 折ってかいて切る「これやってみる」
- はめこみ円柱「音がしないようにできる」
- 貝あわせ「見なくてもわかるよ」
- 赤い棒 【長さ】 「できるよ」
- ぬいさしバック「切って折ってからぬう」
- 折り紙・コマに挑戦「できた~」
- 3本あみのかご「全部一人でできる」
- 5本あみ「初めてやったらできた」
- 幾何図形のひきだし「わかる!」
- 色板・色集め 「いっぱいあつめたよ~♪」
- 100並べ(順序数)「連続数と同じだね」
- カレンダー「かっこよくできた!」
- 紙織り 「きれいになってきた」
- リボン結び「もう簡単にできるよ」
- 国旗作り 「この国はどこにあるのかな?」
★子どもは失敗から多くのことを学びます
うまくいかないことや失敗は、大切な経験です。「もう1回やり直そう」 「また次がんばろう」と思えるような人 に育ってほしいですね。 間違えたって大丈夫! 『失敗は成功のもと』だから♪♪
人生の困難に出会った時に、失敗を怖がらず自分でのりこえる力・・・『生きる力』をつけてほしいと願います。
先回りせず見守り、もし心が折れそうな時は、「つらかったね」「いつでも味方だよ」 と寄り添い伝えてください。
★今年度も、笑顔でゆりのへやに来てくれた子ども達、そして出会いを与えてくださった保護者の皆さまに
心から感謝いたします。 子育てを通じて、子どもも大人も自分らしさを大切にされますように♡
モンテッソーリだより ~平和をつくるための教育~ 2022.1.31
先日の雪…親子で楽しめましたか? 自然の中には、脳を刺激する『学び』がいっぱい!
『感じる』チャンスです! 「わー冷たい!」「まっ白!」「キラキラ!」「とけた~!」雪だるま作りや雪合戦・・・本物には、色・重さ・温度・手ざわり・力の加減で形が変わる、といった感覚がいっぱい詰まっています。
そういう体験の積み重ねによって、脳が育まれていくのです。 子どもが何かを「もっと知りたい」と思うためには、まず「おもしろい」「楽しい」「不思議」などの感情を呼び起こすことが必要です。
何に興味や関心を持つか、一人ひとり違いますが、大人も一緒に考え、世界を広げていけるといいですね♪
- ぬいさし「バックいっぱい作るんだ」
- 色つき円柱「できるよ!」
- 動物パズル(よく見て考えて)
- 線上歩行(集中力・バランス感覚)
- 鉄製はめこみ「上手にかけるよ」
- 3本あみ「この色がすき!」
- 色板(濃淡)「少しずつ違うよ」
- 数の構成(みんなで協力して)
- 紙を織る(専用の棒に挟んで)
- はたおり「きれいな色ばっかり」
————モンテッソーリの文化教育(コスミック教育)———————–
◆モンテッソーリは 『世界には平和をつくるための教育が必要』とし、コスミック教育を確立しました。 宇宙に存在する様々なこと(生物・歴史・地理・宗教・音楽など)を伝えていこうとする壮大なスケールの領域です。年長児向(6才から文化の敏感期)
◆地球のすべてのものはつながっていて無駄なものはない→一人ひとりが大切
◆知識を与えることが目的ではなく、「どうして?」という気持ちを大切に、観察したり、手でさわるなどの体験を通して、自分でその先を考えていきます。
◆全体から部分へ進めていきます。(宇宙からスタートします→地球→陸→国…)
- 年長さんに『宇宙・地球』の話をしました。聞く力・考える力・考えたことを伝える表現力に驚きました!(地球儀・世界地図を使います)
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★「待つ」
子どもは自分がやりたいこと・選んだことを尊重され、「できた!」の体験を積み重ねるほど自信がつき、「大切にされている」という自己肯定感を育みます。なるべく指示せずに、子どもが自分で考えて行動できるチャンスをたくさんつくってあげましょう。 あせらせず、子どもの力を信じて 「待つ」ことが大切です♡
でも時には、「次は何をしたらいいかな?」と声をかけて、サポートしてあげるといいですね。
モンテッソーリだより ~ 愛は家庭から ~ 2021. 12. 17
クリスマス会の劇やダンス、すばらしかったですね。子ども達からたくさんの感動をもらいました♪
練習のつみ重ねの中で、『見る・聞く・考える・待つ』など、大切なことをいっぱい学んだことでしょう。
学年が上がるにつれ、自分の力を精いっぱい発揮しようという意志が感じられました。
みんなで協力してやり遂げる喜びを知った子ども達。 ゆりの部屋でも、教え合ったり、協力して活動する姿がみられます。 どんな時も、子ども達は輝いています☆彡
- のりで貼る「形ぴったり!」
- 包丁・色水実験「これやりたい!」
- ぬいさし・糸通し「通せる!」
- 色付き円柱「のせられる!」
- 3本あみ「自分でできるよ」
- 時計「わかるよ!9時」
- 赤と青の数棒「数えられる!」
- スタンプ(友だちの名前いっぱい♡)
- ハートのバッグ「難しいけどできる!」
- はたおり「楽しい!」
- 連続数字(わからない時はビーズとカード)
- 連続数字「どんどん長くなる!」
- クリスマスツリー(かわいい♡)
- 待ってる時にフラミンゴ(片足バランス)年少
- フラミンゴで集中「フラフラしないよ」年中
★「愛は家庭から始まります。・・・家族を大切にしてください」 「平和は、ほほえみから始まります」
「誰かにほほえみかけること、それは愛の表現であり、すばらしいプレゼントです」
(マザー・テレサのことばより)
年末の忙しい時期になります。 子どもの目を見て語りかけ、子どもの声に耳を傾けてください。
そして、しっかり愛情が伝わるように、「大好き!」と抱きしめてあげましょう。 きっと笑顔になるはずです♪
大切な時には、カードや手紙を書いて伝えてみませんか?何度でも見られて、うれしい気持ちがふくらみます。
もちろん、字が読めなくてもOKです! おひざにのせて、心をこめて読んであげましょう。
クリスマス、そしてお正月・・・みなさまのご家庭がほほえみに満たされますように、お祈りいたします♡
モンテッソーリだより ~ 数(かず)っておもしろい!~ 2021.11.30
「数字って難しいと思ったけどおもしろい!」「そうだよ、やってみなきゃわからないじゃん」「間違えたっていいんだよ」「でも、わざと間違えるのはダメだけどね」・・・手を動かしながら話す年長さん達。さすが!日ごろ伝えていることをよく理解していて、感激しました♡ 年少・年中さん達も、この時期には、周りが見えてきてみんなで一つの教具を一緒に楽しむことができます。 お互いを認め合う心が育っているのですね。
「数」は子ども達の日常生活に密着しています。出席シールをはる・ハンカチをたたむ・紙をぬう・編む・折り紙など・・・一つひとつを正確にやってみようとする心(秩序感)がとても大切です。 「どんぐり、数えてみよう」「お菓子を3つずつ配って」・・・手を使って「数」を活用するチャンスがたくさんあるといいですね。
- ピンクタワーと茶色の階段 静かに順番を待ってできます
- 「そぉーっとのせられるよ」
- おはしの練習「じょうずにできる」
- 3本あみ「ひとりでできるよ」
- うつし書き(ひらがな)
- うつし書き(数字)
- 連続数字とビーズ「大きい数もわかるよ」 (みんな自分のペースでできる♪)
- 三項式の箱(a+b+c)³
- はたおり 集中! 「楽しい!」
——–モンテッソーリ教育の数教具————————————–
- 教具を手でさわり、数え、確かめることによって、理解を深めるように工夫されています
→教具(具体物)を通して、スムーズに数の概念(抽象)を理解できるようになります
- 感覚教具を十分に使って、感覚の違いがよくわかるようになることが大切です
- 数の土台は生活の中にあります → 秩序のあるものは、すべて数につながっています
教具 砂数字板、赤と青の数棒(1~10)、つむ棒箱(0~9)、数あそび、セガン板Ⅰ・Ⅱ(数の構成),100並べ(1~100)、10進法(1,10,100,1000)、連続数字(順番に数を書く)など
- 赤と青の数棒(1~10)
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★年長さんには、重さが実感できる数のビーズを使って、1から1000の数を紹介します【10進法の紹介】
先入観をもつ前に、数に出会った子どもは、大きい数への恐れをもちません。
「1のビーズはとても小さい」 → 10 → 100 → 「1000は大きくて重い」 ・・・ 順番に手で触って量を体感することによって、確信をもって 「これは1000!」と実感できます。
どんな時も、 『感じる』こと(感覚)って大切ですね♪