幼稚園

ちゅうりっぷ組クラスだより 2022.2.28

【3月のねらい】・進級することに期待を持ち、自分のことは自分でしようとする。

【主な活動】・ボディパーカッション・中当て

今年度も残すところ僅かとなり、1年を締めくくる3月を迎えます。早いですね!先日の作品展はいかがでしたか?作品を通して、子ども達の成長、幼稚園での生活を感じていただけたのではないかと思います。また年中・年長さんの作品や絵から、1年後2年後の姿を想像したのではないかと思います。

友だちと一緒に遊ぶことを楽しめるようになってきたと感じる3学期。その分、小さなケンカやトラブルが増えてきたように思います。「い~れ~て」と聞こえてきたら、「だ~め~よ」とかわいらしい声が。“あれっ?”と思うことが増えてきた2月。「貸して…」あきらめずに「貸して…」「貸して…」「貸して…」、「貸してくれない」と泣いていたり、先生に言いに来たり。その様子に相手の友だちも無言で玩具を握りしめたり、涙を浮かべたり…やっと“今”使うことができた玩具を手放すのは…お互いの気持ちを思うと“そうだよね、今使ったばかりだもんね”“でも使いたいんだよね”とどちらの気持ちも分かります。なるべく見守ろうと思いますが、助けを求めてきた時には、気持ちを受け止め、どうしたら良いかを一緒に考えていきたいと思います。

大人気のトミカで遊んでいた時。ぶつかり合う場面が増えたので「ブロックもあるよ~」と声を掛け、分散させようとしたら全員がトミカを片付けて、ブロックに移り…(笑)他にも遊べるもの・遊ぶ場所はあるのにわざわざくっついて友だちと身を寄せながら遊んでいる姿に笑ってしまいます。友だちに折り紙の折り方を教えていたり、困っている友だちに手を差し伸べたり、優しいちゅうりっぷ組の子ども達。

最後の3月も沢山笑いたいと思います!

 

各クラスだより -  2022. 03.10

「良い実」はプロセスと言う歩みの中で

そのように、すべて良い木は良い実を結び、悪い木は悪い実を結ぶ。良い木が悪い実をならせることはないし、悪い木が良い実をならせることはできない。良い実を結ばない木はことごとく切られて、火の中に投げ込まれる。このように、あなたがたはその実によって彼らを見わけるのである。 (マタイによる福音書 7:17-20)

園長  佐藤 直樹

年度が終わりに近づくこの時期に、朝、各クラスのお部屋を回っていると、こども達一人一人、自分で出来ることが確実に増えていることに気づかされます。そして、自分のやるべきことを自分でやることの成果を通して、こども達の成長は感じさせられます。

年少クラスでは、スモックや体操服への着替えが普通に出来る。お弁当を出して、カバンを自分の棚に掛けること等、「自分」でする事の生活習慣が身についた部分の成長が顕著です。年中では、朝の自由遊びで作ったものを「園長先生、見て見て!」と見せてくれますし、友だちと一緒に何かをする姿など、自分の事だけではない、「みんな」との関わり方を身につけていく成長が著しいです。年長になると、与えられた朝の自由遊びの時間で、自主的に「何をしたいの…?何をしなければいけないの…?」と言った、「自分に与えられた時間の使い方」、またルールがある遊びなどにも取り組むことで、「みんな」と一緒にいる場所で、「自分に与えられた自由の使い方」が自ずと身についている姿を目の当たりにします。

成長や成果に見られる実りとは、一朝一夕で身につくものではなく、年間を通しての歩みが、いかに大切かを思い知らされます。その歩みのプロセスで求められるのが「関わり」です。どのような「関わり」のプロセスが、こどもの成長の歩みの中で結果的に実るかを、マタイ福音書は「良い実」と「悪い実」として示します。

先日、閉幕した北京オリンピックですが、アスリート達のインタビューを聞いて、全てのアスリート達が支えて下さった方々への感謝を口にしていました。オリンピック出場に至る自身の成果や成長よりも、感謝の言葉が出るのは、アスリート自身に与えられた「関わり」と言うプロセスが、いかに今の「良い実」を結ぶに至ったかを物語っているのでしょう。

 

園長の悲喜こもごも -  2022. 03.10

モンテッソーリだより ~ 子ども達にたくさんのチャンスを!~ 2022. 2.28

「はじめてひとりでできた!」「これめっちゃおもしろい!」「もう1回やってみる!」みんな生き生きと、心を動かして、手を動かしています。子ども達は、やりたいことを自分で選び、手を使って、集中してとりくみ、自信をつけてきました。すばらしいですね♡ この『学びのサイクル』は、幼児期にとどまらず、大人になっても活きるものです

だからこそ、小さな頃から『自分の意志で選び決断すること』が大切なのです。

どんな状況であっても、周りを見て、自分の頭で考え、自信を持って行動できる人に成長することを願っています。子ども達が、自分で考えて決めるチャンスがたくさんありますように♡

 

子どもは失敗から多くのことを学びます

うまくいかないことや失敗は、大切な経験です。「もう1回やり直そう」 「また次がんばろう」と思えるような人      に育ってほしいですね。 間違えたって大丈夫! 『失敗は成功のもと』だから♪♪

人生の困難に出会った時に、失敗を怖がらず自分でのりこえる力・・・『生きる力』をつけてほしいと願います。

先回りせず見守り、もし心が折れそうな時は、「つらかったね」「いつでも味方だよ」 と寄り添い伝えてください。

 

★今年度も、笑顔でゆりのへやに来てくれた子ども達、そして出会いを与えてくださった保護者の皆さまに

心から感謝いたします。 子育てを通じて、子どもも大人も自分らしさを大切にされますように

モンテッソーリだより ~平和をつくるための教育~ 2022.1.31

 

先日の…親子で楽しめましたか? 自然の中には、脳を刺激する『学び』がいっぱい

『感じる』チャンスです!  「わー冷たい!」「まっ白!」「キラキラ!」「とけた~!」雪だるま作りや雪合戦・・・本物には、色・重さ・温度・手ざわり・力の加減で形が変わる、といった感覚がいっぱい詰まっています

そういう体験の積み重ねによって、が育まれていくのです。 子どもが何かを「もっと知りたい」と思うためには、まず「おもしろい」「楽しい」「不思議」などの感情を呼び起こすことが必要です

何に興味や関心を持つか、一人ひとり違いますが、大人も一緒に考え、世界を広げていけるといいですね♪

————モンテッソーリの文化教育(コスミック教育)———————–

◆モンテッソーリは 『世界には平和をつくるための教育が必要』とし、コスミック教育を確立しました。 宇宙に存在する様々なこと(生物・歴史・地理・宗教・音楽など)を伝えていこうとする壮大なスケールの領域です。年長児向(6才から文化の敏感期)

地球のすべてのものはつながっていて無駄なものはない一人ひとりが大切

知識を与えることが目的ではなく、「どうして?」という気持ちを大切に、観察したり、手でさわるなどの体験を通して、自分でその先を考えていきます

全体から部分へ進めていきます。(宇宙からスタートします→地球→陸→国…)

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待つ」

子どもは自分がやりたいこと・選んだことを尊重され、「できた!」の体験を積み重ねるほど自信がつき、「大切にされている」という自己肯定感を育みます。なるべく指示せずに、子どもが自分で考えて行動できるチャンスをたくさんつくってあげましょう。 あせらせず、子どもの力を信じて 「待つ」ことが大切です

でも時には、「次は何をしたらいいかな?」と声をかけて、サポートしてあげるといいですね。

ひまわり組クラスだより 2022.1.31

【2月のねらい】

いろいろな友だちのよさに気付き、認め合いながら生活や遊びを楽しむ。

【主な活動】・豆まき ・おひな様製作(個人・共同)・絵の具画

「あけましておめでとうございます!」と子どもたちの元気な声で新しい1年が始まりました!始業式前日は雪が降り、「昨日、雪だるま作ったよ!」等と雪遊びを楽しんだ話を沢山してくれました(^^)園庭にも雪が積もり、「遊ぶ?」と尋ねると「やった~!」と大喜び♪雪合戦が始まると、何故かターゲットは先生!大きな雪のボールが沢山飛んできて、逃げるのが大変でした(笑)冬ならでは自然に触れることができ、楽しい思い出がまた1つ増えた時間となりました。

お部屋のおもちゃも新しくなり、トランプやウノ等のカードゲームが大人気です!遊んだことのある子がルールを教えてくれたり、お互いに声を掛け合ったりしていくうちに、どんどん強くなり、子どもたちの吸収力に驚きです!関わりの中で、気持ちを伝える時も言い方に気を付けたり、どのように伝えれば良いかを自ら考えられるようになってきました。友だちの良い所を言葉にして伝えたり、相手の考えや思いに共感したり、寄り添おうとする姿が見られ、とても素敵だなと感じます☆最近では、みんなで1つの遊びを進める時に「どうしよう…」と悩む声も聞こえますが、自分たちで遊びをまとめようとする年長ならではの姿も増えてきました。短い3学期ですが、友だちとお互いに刺激しあいながら、より関係が深まっていくと良いなと思います。また就学に向けて期待や不安…様々な気持ちの変化があると思います。一人ひとりに寄り添い、自信を持てるよう、毎日大切に過ごしていきたいです💕3学期も宜しくお願いいたします(*^_^*)

各クラスだより -  2022. 02.10

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