幼稚園だより
たんぽぽ組 7月
新型コロナウイルスの影響により約二ヶ月スタートが遅れてしまいましたが、改めてご入園おめでとうございます!季節の移り変わりの変化を感じながら幼稚園生活が始まりました☆
最初は幼稚園ってどんな所かな?どんな先生がいるのかな?と不安な表情を浮かべていた子どもたちも今では笑顔で登園してくれています♪
初めての製作ではカラフルなシールを使っておしゃれなちょうちょを作りました!みんなでピアノに合わせてひらひらと飛ばして楽しみました。そして、母の日製作ではカーネーションのお花を作りました!「いつもありがとう」の気持ちを込めて作ろうね♪と伝えると、張り切って取り組んでいる姿が見受けられました!
自由時間は個々での遊びが多いですが、これからもっと、友だちとお話をしたり一緒に遊ぶ楽しさを幼稚園での生活を通して伝えていけたらと思っています。また、自分の気持ちを言葉で表現できず思わず手が出てしまうこともあると思います。私たちも気を付けて見ていきますが、そのようなことがあった時はお互い様という気持ちで子どもたちが学び合っていけるよう、一人ひとりを大切に温かく見守って下さればと思います。一年間よろしくお願い致します!
- ゆりの部屋にも行きました!好きなお仕事を選んで黙々と行っていました!
- ちょうちょ作り♡
- 手洗いうがいもきちんと行っています!
ちゅうりっぷ組 7月
ご入園おめでとうございます!!今年度はコロナウイルスの影響で休園が続き、入園式も延期となりました。休園中「どんな子ども達に会えるのかな~(^^)?」とわくわくしながら準備を進めてきました!そして待ちに待った入園式の日…緊張しながらもちょっぴり恥ずかしそうに挨拶をしてくれたり、笑顔も見せてくれて、とても嬉しかったです💕
次の日からは分散保育が始まりました!1週目はどのグループも緊張や不安がありましたが、「ママがいい~!」と言う泣き声から「幼稚園たのしい!」と笑顔が見られるようになってきました!お支度も「次はなんだっけ~?」と聞くと「タオルはこっちだよね!」「先生おわったよ!」と少しずつ自分で頑張っています!自由遊びでは一人ひとりが好きな遊びを見つけてじっくりと楽しむ姿があります♪シール貼りが人気で「こっちはママでこれはパパにあげるんだ~(^^)」と可愛らしい声も聞こえてきました!
22日は全員が登園し、初めて他の友だちとご対面!(笑)「すごいいっぱいいるね!」と自分のグループ以外にも友だちがいたことにびっくりした様子がありました!7月も疲れが出てくる時もあると思うので、一人ひとりに寄り添いながら関わっていきたいです☆
園生活を送っていく中で、友だちとの関わりも増えてきます。言葉で自分の思いを上手に伝えられない分、時に手が出てしまうこともあるかと思います。保護者の方も、どちらが悪いと決めつけずに、1つの経験、成長の段階として見守って下さるようお願い致します。私たちもきちんと向き合い、気持ちを受け止めながら関わっていきます。宜しくお願い致します。
- ちゅうりっぷ電車 しゅっぱ~つ!!
- 自由遊び♪
- 母の日製作 お母さんの好きな色のシールを選んでいました!
あなたの持っている、人としての「秤」は、どんなもの?
「人を裁くな。あなたがたも裁かれないようにするためである。あなたがたは、自分の裁く裁きで裁かれ、自分の量る秤で量り与えられる。あなたは、兄弟の目にあるおが屑は見えるのに、なぜ自分の目の中の丸太に気づかないのか。偽善者よ、まず自分の目から丸太を取り除け。そうすれば、はっきり見えるようになって、兄弟の目からおが屑を取り除くことができる。」(マタイ7章1~5節)
非常事態宣言時に「自粛警察」気取りの人たちが目を光らせては、人を裁き、断罪・糾弾し幅を効かせていましたね。あれを見た時は、平清盛時代の「禿(かむろ)」か、江戸時代の「五人組」、戦時中の「特高警察」が彷彿させられました。けど、県境を越えた移動が許され、観光地の報道を見た時、「3密を避けると言っておきながら、週日の都心部の状態が、週末に観光地に移動してきただけじゃん!矛盾…矛盾!言っている事と、やっている事が全く違う!」とテレビに向かい言い放って、観光客や都心部に集まる人たちを裁いている、まるで「自粛警察」気取りの自分がいるのです。
イエス様は狭量なコメントで裁く人たちに「自分の裁き方」が、そのまま自分に降りかかると言います。ならば私の秤のウエイトはどっちにしますか?厳しく他者を責め立てて、自分の正義を振りかざすのか……それとも、自分も弱い人間の一人として謙虚にへり降り、やさしさの眼差しでありのままを受け留め、寛大な心をもって、人の過ちな行動を赦しの姿勢で見てあげられるのと……
園長 佐藤直樹
分散登園、最後の週を過ごしています
子どもたちも新しい生活に慣れてきました。活動内容も広がり、外遊びや製作活動も楽しんでいます。
年少) 自分の遊びたいものが見つけられるようになり、夢中になって遊ぶ姿が増えてきました。先生や友だちとのかかわりも少しずつ出来るようになり、小さな集団で遊ぶ楽しさも感じられるようになってきました。
年中) 先生の手作りエプロンを身につけ、なりきって遊んでいます。製作活動も久しぶりに始まり真剣に取り組む姿が、なんだか急に大きくなった感じがします。
年長) グループ登園も後半になり、「〇〇ちゃん元気かな?」と違うグループの友だちのことを思い出す姿も見られるようになってきました。製作活動では、布を染めたり折り紙を折ったりと、はりきって取り組んでいます。
試錬を耐え忍ぶ人は幸いである。
試錬を耐え忍ぶ人は幸いである。それを忍び通したなら、神を愛する者たちに約束されたいのちの冠を受けるであろう。だれでも誘惑に会う場合、「この誘惑は、神からきたものだ」と言ってはならない。神は悪の誘惑に陥るようなかたではなく、また自ら進んで人を誘惑することもなさらない。人が誘惑に陥るのは、それぞれ欲に引かれ、誘われるからである。(ヤコブの手紙1:12~14)
いよいよ、これからが本番、これからが本性の現れる時
園 長 ・ 佐 藤 直 樹
先日、ニュースの中で作家の多和田葉子さんがインタビューされていました。彼女はその中で、今回のコロナ禍の状況について「非常に厳しい“コロナテスト”をすべての国が受けていると思うんですよね、今……世界中がある意味では課せられた課題というかテストなので今回は。テストですよ。日本も頑張ってほしい」と語っていました。ある国は、それでも経済を優先し感染者数世界第3位にまで、のし上がりました。ある国は火事場泥棒のように、どさくさ紛れに政府がなんでも勝手に決められる制度にしようと、そのチャンスを狙っているようにしか見えない国もありましたね。ドイツのメルケル首相は「私たちは思いやりと理性を持って行動し、命を救っていくことを示していかなければいけない。 例外なくすべての人々、私たち一人一人が試されている。みなさん自身と大切な人の健康に気をつけてください」というメッセージを発信した国もあるのです。
「試練」と「誘惑」は聖書では同じ言葉を使っています。『Withコロナ禍』の中で、新しい生活様式が始まろうと言う時、この困難な状況を「試練」とするのか、「誘惑」にするのかは一人一人の取り組み方と行動の実践という「本性」の現れ方に掛かっています。