幼稚園

モンテッソーリだより~ 手を使うの大好き♪ ~ 2021. 6.30               

子ども達は絶えず動きながら成長しています。 切る・折る・縫う・編む・洗うなど、「やりたいこと」を自分で選びくり返し手を動かして学んでいます。そして「できた!」「みて!」「もう1回!」…という声と笑顔がいっぱいです♪

困っている時には、できない部分だけを手伝います。失敗した時は、どうしたらいいのか伝えます(色水がこぼれたら?そばにある雑巾でふけばok次から一人でできるように) 常に、自分で考えて行動するチャンス大人が奪わないように気をつけています。 小さな日々の積み重ねが、子どもの未来をつくっていくのですね♡

———モンテッソーリの生活教育———————————

生活教育はすべての教育の土台で、日常生活に必要なことを自分の力ですることです 日常生活の練習】 『依存』から『自立』へと成長させ、さらには精神的にも自立する心を育てます

 「手は人間に与えられた宝」 とモンテッソーリは言っています。  指先を使うほど、脳のさまざまな部分がフルに働き、発達することが、大脳生理学の発達により、わかってきています。

例えば、服を着る脱ぐ、いすを運ぶ、紙を切る、野菜を切る、洗濯、折り紙など・・・子どもは手を使って自分でできることが増えてくると、大きな自信と満足を得て、落ち着いていきます

子ども達が興味あるものを見つけられるように、環境を整えています(子どもサイズの魅力的な教具教材

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子どもが作った作品を、大切にしていますか

ぬいさし、紙切り、うで時計、折り紙、2本あみ👻、3本あみ・・・何度も何度も同じものに挑戦する子ども達。くり返すたびに、より集中し、よく考えて、自分の力で作れるようになります。そして、自信をつけていきます。同じに見えても、同じではないのです。 すばらしいですね♪

世界で一つしかない作品を、どうぞ飾ってあげてください。 自分が大事にされていると感じ、自己肯定感高まるでしょう。 具体的にほめてあげることも忘れないでくださいね♡

モンテッソーリだより ~「これ やってみようかな?」~  2021.5.31

子どもはみんな、すばらしい可能性をもって生まれてきます ・・・その可能性は、適切な時期に、適切な環境を与えてあげることによって、すばらしい発達をみせてくれます。

5月から年少さんも、<ゆりの部屋>でのモンテッソーリ活動が始まりました♪ 新入園の子ども達には、まず『お約束』を伝えます〔室内は歩く・使った物は元に戻す・鈴がなったら止まって話を聞く〕。それから、自分でやりたいことを選びます。みんな、とっても楽しそうです♪   年中・年長さんは、はじめにモンテッソーリ教具をみんなでやってみます。その後、それぞれ自分で選び、活動します。よく集中している姿に成長を感じます(^^♪

——–モンテッソーリ教育って?————–

今から約100年前、イタリアで女性として初めて医師になったマリア・モンテッソーリは「子どもは自分で伸びていく力をもっている」ことを発見し、それを援助する教育法を確立しました。

自分でやりたいことを選ぶ 集中してくり返す 満足感→ 自信がつく ・・・ この学びのサイクルが子どもの心を育てます♪   自分で選ぶことをくり返すうちに、脳の思考回路が育っていくのです。

「自分でできた!」 という満足感や自信を得て、考える力・やりとげる力がつきます

モンテッソーリ教育では、子どもの発達を助けるために 『教具』と呼ばれる教材を使います。

また子どもが「やりたい」と思う活動のことを『お仕事(しごと)』と呼びます。     

①日常生活 ②感覚 ③言語 ④数 ⑤文化 の5つの分野があります(次号より順番に紹介します)

子どもは一人ひとり違います

ゆりの部屋では「やってみたい!」という気持ち(自主性)を大切にしています。子ども達が自分で選んだ活動を自分のペースでやりとげられるように見守っています。 子どもが自分で考えて、自分らしく行動するためには

『急がないこと』と『くり返すこと』がポイントです。 これからも、「ひとりでできた!」という喜びをたくさん経験して、

もっともっと笑顔になってほしいと思います。 そして、親子いっしょに成長を喜び合えますように ♡

モンテッソーリだより ~ 子ども達にたくさんのチャンスを!~ 2021. 2.26

今年度も、ゆりのへやでは 「できた!」の声と輝く瞳があふれていました♪ 子ども達はそれぞれ、やりたいことを自分で選び、手を使って、集中してくり返し、自信をつけてきましたこの『学びのサイクル』は、幼児期にとどまらず、一生涯続きます

小さな頃から『自分の意志で選び決断すること』をくり返すうちに、脳の思考回路がしっかりと育っていきます。どんな状況であっても、子ども達が自分らしく、自信を持って、考え行動できる人に成長するよう、これからもいろいろなことに挑戦していってほしいと願っています♡

子どもは失敗から多くのことを学びます

うまくいかないことや失敗は、大切な経験です。 「そんなこともある」 「また次がんばろう」と思えるような人に育ってほしいですね。  間違えたって大丈夫! 『失敗は成功のもと』だから♪♪

人生の困難に出会った時に、失敗を怖がらず自分でのりこえる力・・・『生きる力』をつけてほしいと願います。そして、心が折れそうな時は、「つらかったね」「いつでも味方だよ」 と伝えてあげてください

★今年度は人と一緒にいられる時間の大切さを改めて実感した一年間でした。

毎回、笑顔でゆりのへやに来てくれた子ども達、そして出会いを与えてくださった保護者の皆さまに心から感謝いたします。 いつも、子どもの声に耳と目を向け、子どもの心に寄りそっていかれますように

 

 

モンテッソーリだより ~平和をつくるための教育~ 2021.1.29

子どもには、一つのことに夢中になり、同じことをくり返しながら、能力を伸ばす時期があります

モンテッソーリ教育では、それを『敏(びん)感(かん)期(き)』と呼んでいます。 敏感期には、言葉・秩序・小さなもの・感覚・文字・数・文化など様々なものがあります。 わが子が「今、何の敏感期なのか」をよく観察し、やりたいことを十分にくり返しできる環境を整えてあげることが、子育てのカギです

子どもは、求めているものにぴったり合うものに出会うと、何回でもくり返します。 そして、手と五感を使ってくり返すたびに、より集中し、やり終えた後は満足感を得て、顔が変わっていくのがわかります(^^♪

——モンテッソーリの文化教育(コスミック教育)——————————————

◆モンテッソーリは 『世界には平和をつくるための教育が必要』とし、コスミック教育を確立しました。 宇宙に存在する様々なこと(生物・歴史・地理・宗教・音楽など)を伝えていこうとする壮大なスケールの領域です。年長児向(6才から文化の敏感期)

地球のすべてのものはつながっていて無駄なものはない一人ひとりが大切

知識を与えることが目的ではなく、「どうして?」という気持ちを大切に、観察したり、手でさわるなどの体験を通して、自分でその先を考えていきます

全体から部分へ進めていきます。(宇宙からスタートします→地球→陸→国…)

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待つ」

子どもは自分がやりたいこと・選んだことを尊重され、「できた!」の体験を積み重ねるほど自信がつき、「大切にされている」という自己肯定感を育みます。なるべく指示せずに、子どもが自分で考えて行動できるチャンスをたくさんつくってあげましょう。 あせらせず、子どもの力を信じて 「待つ」ことが大切です

でも時には、「次は何をしたらいいかな?」と声をかけて、サポートしてあげるといいですね。

 

 

モンテッソーリだより ~ 愛は家庭から ~ 2020. 12. 18

 クリスマス会の劇やダンス、すばらしかったですね。 子ども達からたくさんの感動をもらいました♪

練習のつみ重ねの中で、『見る・聞く・考える・待つ』など、大切なことをいっぱい学んだことでしょう

みんなで協力して一つのことをやり遂げる喜びを知った子ども達。 ゆりの部屋でも、教え合ったり、協力して活動する姿がみられます。 どんな時も、子ども達は輝いています☆彡

★ 愛は家庭から始まります。・・・家族を大切にしてください」 「平和は、ほほえみから始まります」    マザー・テレサのことばより

年末の忙しい時期になります。 子どもの目を見て語りかけ、子どもの声に耳を傾けてください。そして、しっかり愛情が伝わるように、「大好き!」と抱きしめてあげましょう。  きっと笑顔になるはずです♪

時には、カード手紙を書いて伝えてみませんか?  何度でも見られて、うれしい気持ちがふくらみます。        もちろん、字が読めなくてもOKです!  おひざにのせて、心をこめて読んであげましょう。

クリスマス、そしてお正月・・・みなさまのご家庭がほほえみにみたされますように、お祈りいたします

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