幼稚園だより
さくら組クラスだより 2025.9.30
毎日「暑いね…」と言っていた夏もようやく終わり、朝晩も涼しくなり秋の気配が近付いてきました。猛暑の間は外遊びを我慢する日もありましたが、最近は長い時間遊ぶことができ、身体を伸び伸びと動かして楽しんでいます!
9月はハンカチ落としや椅子取りゲーム等を楽しみました。1学期は負けてしまうと悔しくて涙が溢れてしまうこともありましたが、今回は「悔しいけど次は頑張る!」と気持ちを切り替え、心が強くなった姿に成長を感じました。
友だちとの関わりも日々変化しています。1つの遊びをみんなで進めようとすると「こうしよう!」「でもそれだとできないよ~」と、意見がぶつかり合うこともあります。自分の気持ちを伝えようとする姿が増えてきたからこそ、相手の気持ちを受け入れる難しさを経験しているようです。その中で「どう伝えれば良いか」を一緒に考え、自分の言葉で気持ちを表せるようにしています。また困ったことがあった時も、すぐに大人が手を出すのではなく、自分から伝えられるよう促し、「そういう時は~って言うんだよ」と言葉にできるよう関わっています。ご家庭でも「自分の言葉で伝える」を意識すると、「こう言えばいいんだ」と自信につながり、友だちや大人とのやりとりも広がっていくと思います。
2学期も様々な経験を通して自信を深めたり、友だちとの関わりの中でもお互いに刺激し合ったりしながら、一人ひとりが大きく成長できるように関わっていきたいです。また「楽しかった~!」と、笑顔で充実した毎日を過ごせるように子ども達と一緒に歩んでいきたいと思います。
☆~2学期もどうぞ宜しくお願いいたします!!~☆
- ミックスジュース作り🍎
- 製作帳「たぬき」
- 自由遊びも笑顔いっぱいです♪
たんぽぽ組クラスだより 2025.9.30
長かった夏休みも終わり、園に元気いっぱいの子どもたちの声が戻ってきました。久しぶりの登園に不安そうな表情を見せる子もいましたが、少しずつ友だちや先生との生活を思い出し、普段の元気いっぱいなたんぽぽの様子に戻ってきました😊
友だちの名前を呼んで一緒に遊ぶ姿が増え、「貸して」「いいよ」と言葉でのやり取りも少しずつ広がってきました。思い通りにいかず涙することもありますが、先生や友だちと気持ちを伝え合いながら遊びを楽しんでいます。遊びを通して「自分もやりたい!」という意欲的な姿にも成長を感じています。
まだまだ暑い日も多いですが、子どもたちの大好きな園庭遊びができる、過ごしやすい日も増えてきました。夏期保育に捕まえた夏のシオカラトンボから秋の赤トンボになったり、園庭のみかんがいつの間にか大きくなっていることに気付いたり、季節の変化を子どもたちと感じながら過ごしています。かたつむりを見つけて調べたり… 自然の物や生き物からの気付きや学びが沢山あります!2学期も子どもたちの気付きや「やってみたい」という気持ちを大切にしながら、子どもたちの成長を見守っていきたいです。
~2学期もよろしくお願いします♡~
- とんぼの眼鏡の製作
- 全身で絵の具遊び
ちゅうりっぷ組クラスだより 2025.9.30
長い夏休みがあっという間に終わり、2学期が始まりました。「○○に行ったよ」「○○したんだ!」と話す子どもたちは、笑顔いっぱいで、楽しかったことが伝わってきました。
夏の暑さが少し和らぎ、園庭で遊ぶ回数も増えてきました。葉っぱが沢山落ちていて、色々な発見をしています。シールに目を描いて貼ると、かわいい顔に大変身!「カレーパンマン!」「眼鏡みたい!」と色や形を活かして見立てた後、お部屋に飾って、より近くで自然を感じました。また、「あれ、枯れてきた」「しなしなになってる!」と、見た目の変化にも気づくことが出来ました。玩具や遊具だけでなく、身近にある自然や廃材などに目を向けて、気づきや発想を大切にしながら、活動に繋げていきたいと思います。
2学期に入り、「○○作ろうよ!」「こうしない?」と同じ目的に向かって、意見を出しながら会話をして、遊んでいる姿が見られています。その一方で、すれ違うこともあり、友だちと関わる難しさも感じ始めているようです。「どうしたらいいと思う?」と、子どもたちと一緒に考えながら、関わっていこうと思います。
🌟2学期も引き続きよろしくお願いします🌟
- すいか割り🍉
- ホールで体を動かして、遊ぶことが大好きな子どもたち
実りの秋は、「ありがとう」の秋
園長 佐藤 直樹
「お月見」のならわしは奈良時代に伝わり、平安時代になると宮中行事として行われました。江戸時代になると月の鑑賞だけでなく、五穀豊穣を願って月にお供えをする行事となり庶民にも定着しました。お供えは収穫したばかりの里いもです。これにちなんで、十五夜の月は「芋名月」と呼ばれるようにもなります。
新しい年度が始まり半年が過ぎました。子どもたちの成長にも豊かな収穫が、たくさん感じられることと思います。「一緒に遊ぼ!」と誘い合うやさしさ。「入れて」…「いいよ」と仲良くなれる魔法の会話。「〇〇君が教えてくれたんだ」と、やさしくしてくれたお友だちを教えてくれたりもします。
お月見のお供え物が実りへの感謝だったように、スミレ幼稚園でも、10月の実りの秋は「ありがとう」と言う感謝の言葉があふれる月間にできたらと思います。
「ありがとう」って言ってもらえる人生より、たくさん「ありがとう」が言える人生が心を豊かにすると言うのは、本当だと思います。
お話し会テーマ:10月の「神さまのはなし」を通して、親子で共有したいこと。
みんなでする喜びと、協力する心を育てる学期
園長 佐藤 直樹
夏休みはご家庭で、たくさんの思い出に残る日々を過ごされてきたことと思います。子どもたち自身が、ご家族の中でも、様々なことが「出来た!」と言う成功体験や、「これするからね」と言う、自分からの主体的な取り組みに、心身共に一まわりも二まわりもたくましさが感じられたことと思います。それだけに一学期は「自分ですること。自分がすること」というテーマで、その学年や年齢に応じた課題や目標について、自分から取り組み、自分で出来る力を伸ばしていけるように寄り添ってきました。
二学期は「みんなですること。みんながすること」というテーマに取り組みます。夏休みに家庭で育まれた個人の体験や、身についた力を、今度は、お友だちや先生方と作り上げていく共通体験を通して、みんなで共にする喜び…「みんなで出来たね!」「みんなで力を合わせられたね!」と、“協力する”力が深められることによって、みんなを思いやることが出来る心が育つ学期にしたいと思います。









